【はじめに】 明石商工会議所青年部(以下「明石YEG」といいます。)は、本年で創立34年を迎えます。これまで多くの先輩諸氏が、地域の商工業の振興を目的として活動されてこられました。その連綿と続く意思と活動を引き継ぐべく、明石YEGに入会して間もない、令和4年度入会の私が会長を務めることの意味を1年間考えてまいりたいと思います。そのうえで、今年度のスローガンは 「HAPPY!」 としました。人それぞれの個性がすべて異なるように、メンバー各個人の「幸せ」のカタチはすべて異なります。メンバーや自社業の成長の先にある「幸せ」とは何なのか、年間を通じて考え抜き、実現してまいります。1年間でできることは限られています。これまでの流れを引き継ぎながら、守るべきものは守り、変革を起こしつつ、我々の活動を次代へと引き継ぐべく邁進してまいります。明石YEGは、女性の在籍率が約20%と、全国平均を大きく上回っており明石YEGにおける大きな特徴となっています。また、今年度の役員会メンバーに3名の女性が入り、明石YEGの意思決定に参画してくれます。様々なライフステージにあるメンバーに、挑戦できる環境を提供して、男性だけでなく、多くの女性が活躍できる単会を目指しましょう。【多くのメンバー間交流を生み出そう】 今明石YEGには100名を超える会員がいます。しかし、毎月の例会に参加するのはわずかに3~4割程度のメンバーです。様々な業態のメンバーがいる中で、月に1度の決められた例会に、毎回、全メンバーで集うことは現実的ではありません。だからといって、運営側がメンバーの参画を諦めてしまっては意味がありません。集うことができなければ、別の方法で顔を合わせる工夫をしましょう。YEGは商工業者の集まりであり、メンバーが顔を合わせることによって、これまで多くのビジネスの機会が生み出されてきました。ここにいうビジネスの機会とは単に売り買いという取引関係だけを指すのではありません。自分の知らない分野のエキスパートと知り合うことや他の人の志を聞いて刺激を受けることもビジネスの機会に含まれると考えます。今年度は、明石YEGの中で多くのビジネスの機会がこれまで以上に多く生み出されることを期待します。【会議はすべての基本となる】我々が所属する明石YEGは、その名のとおり、「会議」をする「所」です。明石YEGの活動の根本にはすべて会議が存在しています。良い活動を行うためには、円滑で活発な議論の行える会議が必須です。また、会議参加者の時間を無駄にしないという視点も重要です。有意義な会議を行うためには、会議の目的を明確にし、すべての参加者が会議資料に事前に目を通し、会議体毎のルールに則った会議運営を行うことが必要です。役員会議に限らず、スタッフ会議から総会に至るまで、会議の事前準備を徹底しましょう。【明石になくてはならない団体となろう】明石には日本標準時子午線が通っており、「時」をテーマにした事業が30年以上行われてきました。明石の大きな地域資源である「時」は、あらゆる可能性を含んでいます。過去,現在・未来といった「時」の流れを意識しつつ、どのような活用方法があるのかを考え、明石経済の振興を図っていきましょう。明石の中心的なこの事業の他にもたくさんの事業に、我々が積極的に参画することによって、明石YEGの認知度を上げ、明石になくてはならない団体になるための第一歩を踏み出しましょう。【長い目で見た明石の発展を考えよう】明石市は、現在人口30万人を超える都市であり、賑わいや活気にあふれるまちとなっています。しかし、現状維持にばかり目を奪われているとあっという間に衰退してしまうでしょう。5年後、10年後、長い目で見たときに、明石のまちの経済や商工業がどうすれば発展するのかを考える必要があります。今すぐ効果の見える事業だけが良い事業ではありません。長期的な視点で事業構築に取り組みましょう。【視点を変えた特別講演会の実施】 近年YEGが運営を担当してきた明石商工会議所の特別講演会も、参加者がほぼYEGメンバーに限られてしまっています。特別講演会が大きな学びの場であることはもちろんですが、明石YEGの担当事業として、より多くの人を集め、交流を生み出すことも重要な使命です。今年度は、より多くの人の参加を募り、交流を生み出すために、今までとは異なった視点での事業構築を行いましょう。【結びに】明石YEGに所属しているだけでは、「HAPPY」 にはなれません。メンバー全員で、一年間「HAPPY」を探していきましょう。動かなければ何の変化もありません。前述しましたが、現状維持は衰退と同義です。あなた自身も、明石YEGも、変化を起こすチャンスです。みんなで「HAPPY」 になりましょう。