アフターコロナが近くなる中で、我々を取り巻く環境は新しい技術が次々と生まれ、求められるものとして、リスキリング（学び直し）が声高になり、そこに抵抗感を持つのか、又は、意欲を出してチャレンジするのかで、個人や企業としての差が出てくる 、 そんな時代 の最中、商工会議所青年部活動とどう向き合い、どう活かすのかを１人１人考えてほしいと思います。
さて、明石商工会議所青年部（以下、明石ＹＥＧと称します）は令和 ４ 年度に 、創立３０周年を迎え、５ＥＮなるビジョンを掲げることになりました。

1、 情熱の炎
2、 出会いの縁
3、 経済の 圓
4、 自助・共助の援
5、 繋がりの円

　ビジョンとは、実現したい未来であり、思うだけでは 実現するものではありません。
では、何が必要か、ビジョンを具体的なイメージにして、行動し、さらに、実感することです。
令和５年度は、ビジョンをイメージしやすい場、さらに、行動の場を提供することを目的として、事業を通して５ＥＮを体験してもらいたいと思う中、スローガンとして、シン・明石ＹＥＧとさせて頂きます。
　シンとは、過去の傑作を、現在技術を駆使し変化と維持を組み合わせて、新しい作品を創造している映画になぞらえ、先輩方の作り上げてきた明石ＹＥＧの伝統を守りつつ、ビジョンを掲げ、令和５年度、新しい明石ＹＥＧを 作り上げていくことと近いものがあると思いました。そして、５ＥＮを数多く体験していくことは、所属意識 帰属意識と意識の昇華を促し、より良い組織へのプロセスになるはずです。
　
　スローガンのもと、令和５年度の基本方針を７つの方針を軸に活動します。

１．明石商工会議所の一翼を担う明石ＹＥＧは青年経済団体です。会員相互間のビジネスの活性化に資する事業を企画、開催をし、会員事業所の発展に寄与します。

２．我々は経営者、又は、経営幹部として経営に活きる学びを継続していく必要があります。そして、必要な学びは時代と共に変化します。会員の経営スキルのアップに繋がる今の学びを提供します。

３．強い組織はバックオフィスが強固です。会務運営の仕組みの見直しを図り、より効率的、かつ、充実した会務運営に心掛けます。

４．ＹＥＧ活動の基盤は明石ＹＥＧであり、ステップアップに日本・近畿・兵庫があると考え、明石ＹＥＧメンバーにあらゆるＹＥＧ活動が伝達され透明性が確保されるよう、ＡＴ(エンジェルタッチ)・ＳＮＳ・ホームページの活用を検討し、発信します。

５．日本・近畿ブロック・兵庫の各種大会に多くの明石ＹＥＧメンバーが参加することで体験価値を感じられるよう、渉外的な企画開催をします。

６．新入会員は組織の充実を図るうえで重要です。新入会員の積極的な参画を促し、また、全体事業・委員会だけでなく、同期等の繋がりを構築し、将来の役員候補者の育成の一助にします。

７．令和６年度兵庫県青連明石大会が開催予定であり、その企画・準備を行います。２回目の明石大会に携われるのは、１回目の時の兵庫県青連会長として、縁を感じます。また、明石の４団体が中心として企画開催される時のウィークを通じて、明石の街の活性化の一翼を担います。

　以上が基本方針となりますが、全ての事業・会務について共通して言えることは参加です。そして、リアル、ＷＥＢ、ハイブリッドと参加方法にも多様性ができ、参加しやすい環境になったと思いますが、明石ＹＥＧを中心とした明石ＹＥＧのための事業・会務運営を行っていきます。明石ＹＥＧ全メンバーが自分事と捉え、理解・協力・参加を何卒宜しくお願い致します。